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数の縁起かつぎ 
「一」は物事の始まりを表わし、大変縁起のよい数とされる。たとえば、元旦の「元」は「はじめ」の意味である。室町時代の書「下学集」は「縁起」を「始まり(はじまり)の儀」と、物事の始まりを表わす言葉と解釈している。

「二」は縁を結ぶ、合わせる、の意味が込められている数字で対を表わす。結婚は、男女の縁が結ばれること。陰陽対になるものが婚礼にはつきものである。友白髪(ともしらが・麻糸をたばねて白髪に見立てた祝い物)は二人が友に白髪になるまで仲よく暮らせるようにという願いを込めたものであり、子生婦(こんぶ)と 友白髪は、黒と白を陰と陽に見立てたのである。

祝いの膳に出される「蛤(はまぐり)の吸い物」。蛤(二枚貝)は他の貝とはけっしてぴたりと合わない。このため婚礼に珍重されるが、一夫一婦の教えにしたがって、一つの貝に身を二つ入れる。だが一方で、仏教は「二」を無力な凶数としており、一周忌の後が三回忌になるのもこのためである。

「三」は完全を意味し、全体を一つにまとめる働きをすると言われる。夫婦の契りを交わす「三三九度の儀」は、三組の盃を使い、お神酒(おみき)を三回に分けて注ぎ、三回に分けて飲む。仲が割れることのないようにいつまでも一つにとの縁起をかついだものである。
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8. もんじゃ焼き
9. 松花堂弁当