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火熨斗(ひのし)の略=底のなめらかな金属製の器具で、中に炭火を入れ、その熱気を利用し、底を布に押しあててしわを伸ばすもの。
「伸し」と同源。平らにしたものに冠せられる名称でもある。
熨斗鮑(のしあわび)=あわびの肉を薄く長くそぎ、細く伸ばしてかわかしたもので、神饌(しんせん・神に供える飲食物)や儀式膳のさかなに用いた。進物には酒肴を添えて出すのが古くからのならわしであったが、のちの簡略化され、のしあわびを添えるようになり、これが現在用いられている、のしの起こりである。
熨斗包(のしつつみ)=折り紙の名。熨斗鮑を包むためのもの。方形の色紙を細長く、上が広く下の狭い六角形に折り畳み、その中に熨斗鮑(後には紙で代用)を小さく切って張り、進物に添えるもの。
熨斗紙(のしがみ)=熨斗鮑・水引きを印刷してある紙。
熨斗をつける=丁重に贈り物をする意。
熨斗をつけて返上する=喜んでお返しする。
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