3
鉄火巻き(てっかまき) 
【鉄火】鉄火打(てっかうち)の略、ばくちうち。博徒。また博徒のようにきびきびして威勢のいいさま。

【鉄火巻き】マグロを芯にして海苔で巻いた、いわゆる巻きずしの一種。

この起源について・・・明治初期、東京のあるすし屋に、博打をする鉄火場から多くの注文がきた。注文主はさいころや花札を扱う連中だから、勝負の最中に、飯が指に直接つかない、海苔で巻いたすしが喜ばれたという。

これが事実ならば、18世紀後半のイギリスにいた勝負好きの政治家ジョン・モンタギュー・サンドイッチ伯爵の逸話と軌を一にする。彼は、ゲームをしながら食事をするために、薄切りのパンとパンの間にローストビーフをはさんで食べることを考案したというから、洋の東西を問わず、勝負師は食事の時間も惜しいと見える。もっとも、鉄火巻きはマグロの身を切り崩して使うから、身を持ち崩す博徒の意に通じるゆえの名称との説もある。

※【すし詰め】満員の意。重しをかけて熟成させる本来のすしが、桶や箱や樽に、フナと飯、アユと飯などを、ぎっしり詰めて圧すところに由来するとの説もある。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8. もんじゃ焼き
9. 松花堂弁当