料理写真講座
2.中島さん、感謝です!  
 志民賢市(4/3)
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さっそくのご応募をありがとうございました。料理写真の撮り方云々については、かなり前から考えてはいましたが、中島さんの後押しをいただいたおかげで、こんな形にまとめることができました。写真に限らず、自由な質疑応答もできるし、楽しい予感でいっぱいです。(システム運営ができるかぎり頑張ります)

料理写真の面白さですか?それって写真そのもののおもしろさと同じニュアンスだと思っています。被写体と向かい合い、心にイメージ(映像化)したものをフィルムに定着する面白さとも言えましょうか。料理そのものの美味しさをイメージ化するか、料理のある場の空気感をイメージ化するか、あるいは暮らしのひとつのシーンでイメージ化するか、ねらうテーマは無限でしょうね、たぶん。

 料理写真を目指すきっかけを与えてくれた作品の一部

写真は趣味で、飽きっぽい性格ながら飽きもせず小学生のころから続けてきましたが、もう一つ中国好きという趣味も手伝って夢は万里の長城で北京ダックの写真を撮ることでした。果たせるかな学生時代には中国関係のところへ入りびたり、25歳になってからは、お気に入り写真学校の二部へも通いました。27歳にしてやっと「北京ダックを撮る旅」が実現しましたが、このときの写真は人に見せない方が夢があり楽しそうということになっています。

プロを志し、貸しスタジオで技術を習得中、佐伯義勝氏やイギリスのアンソニー・ブレイク氏のシズル感、空気感、暮らし、素材の楽しさ、光のおだやかさなど、ステキな料理写真をみた感動がきっかけでこの道を選びました。遅蒔きながら28歳にして料理写真家・佐伯義勝氏のアシスタントとして本格的に修行・・・31歳で独立させていただきました。

プロカメラマンの仕事は、どんなイメージ(映像)でもお客様の注文に応えることが原則で、写真を楽しむというより仕事を成功させることがすべてです。写真を楽しみたければアマチュアに徹するか、我々の場合は仕事を離れて撮るにかぎります。料理写真の仕事はきつく、趣味は楽しい。面白さといえば、そのいずれにおいてもイメージをフィルムに定着できたときの達成感です。

写真=佐伯義勝Anthony Blake
  Commercial Photo Series.28玄光社刊より